用語編 お - 笑辞苑

用語編 お


おいしい

いじられて、観客の注目が集まり、笑いがとりやすくなっている状態。他人に活かされるタイプの芸人にとっては至福の時。

 
大喜利

大阪シナリオ学校

1956年10月、新しい映画や演劇を支える新人作家の養成を目的に大阪映画演劇学校として創立。1957年10月、校名を大阪シナリオ学校に改称。1975年2月、大衆芸能科(現演芸台本科)を創設。名誉校長に秋田実が就任し、漫才、新喜劇の分野の作家養成をめざす。数々の構成作家を輩出。

 
大阪プロレス

「みちのくプロレス」で活躍したスペル・デルフィンが中心になり、1999年、大阪で旗揚げしたプロレス団体。吉本興業に所属し、地域密着をモットーとする。くいしんぼう仮面、えべっさん、タイガースマスクなどユニークなレスラーを揃え、ユーモア溢れるプロレスで幅広い人気を得る。

 
太田プロダクション

片岡鶴太郎、山田邦子、笑福亭笑瓶、ダチョウ倶楽部、松村邦洋らが所属する事務所。3ヶ月短期集中型お笑い芸人養成所「エンターテイメント学院」も運営。

 
お先に勉強させていただきます

寄席や劇場、漫才番組の収録などで芸人が自分より出番が後の先輩芸人にいう挨拶。舞台が終わった後は「お先に勉強させていただきました」と言う。

 
押し芸

 
小樽よしもと

北海道小樽市のマイカル小樽の中にオープンした観光名所。劇場、吉本大文芸博物館、タレントをフィーチャーリングした67のアトラクションなどで構成され、訪れる人にお笑いのすべてを提供。世界初のお笑いテーマパーク。

 
落ち

ネタで話を結ぶ部分。単発でも成立するボケとは違い、オチにはそこにつながるプロセス、伏線が必要となる。オチがしっかりしたネタは後味がよく、余韻が残る。落語では「下げ」という。

 
重い

「観客が重い」のように使う。観客が笑いにくい状態を指す。観客が積極的に笑おうとしていないので、観客を暖めるところから始めなければならない。芸人としてはやりにくい状態。反義語は軽い。

 
お約束

「熱湯には頭からつっこむ」「段差では派手にこける」など、決まりきったギャグやボケのことを指す。ベタとほぼ同意。とんねるずが発信したとの説あり。

 
おやじギャグ

ただ音だけでかけた洒落や無意味な冗談。聞いた人を脱力させる。主に中年男性が使う。

 
おろす

「ネタをおろす」と使う。新ネタを初めて披露すること。

 
お笑い通信

日経BP社が発売しているDVD付きお笑いマガジン。ネタやトークの収録されたDVDが人気。発売は不定期。

 
お笑いTYPHOON! JAPAN

エンターブレイン社が発売しているお笑い雑誌。元は2002年3月22日発売の「お笑いTYPHOON!」 それが季刊誌となり、大体3ヶ月、2ヶ月に1号のペースで発売される。

 
お笑いポポロ

麻布台出版社が発売しているお笑い雑誌。2003年7月7日、創刊。年4回発行。

 

用語編 あ行