用語編 て - 笑辞苑

用語編 て

出オチ

出てきた瞬間、落ちているということ。見た目や格好で笑わせていることが多い。

 

出囃子

寄席などで芸人が舞台に登場するときに流れる音楽。三味線などの鳴り物で演奏される。落語家の場合、二つ目以上になると固有の曲が使用できる。元々、上方落語は出囃子を使用、東京でも曲芸などは使用していたが、落語は太鼓だけで高座にあがっていた。1917年、五代目柳亭左楽が落語睦会を結成し、改革の一環として出囃子を採用した。以後、東京にも定着した。

 

出待ち

ファンが劇場やテレビ局から帰る芸人を待ち伏せること。一緒に写真を撮ったり、サインを貰ったり、プレゼントを渡したりするのが目的。反義語:入り待ち。

 

テレコ

「ひとつおき」という意味。2つの番組を毎週交互に放送することや、2つの放送素材を入れ替える場合に使われる。元々は歌舞伎用語で、演目を2つ用意して交互に上演すること。

 

電車通り8丁目スタジオ

札幌吉本のホームグラウンド。各種ライブが行われる。

 

電線音頭

「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」でデンセンマンが踊り、全国的人気を誇った。「♪チュチュンがチュン、チュチュンがチュン、電線に雀が三羽止まってた。それを猟師が鉄砲で撃ってさ、煮てさ焼いてさ食ってさ、アヨイヨイヨイヨイ、オットットットッ」 元祖は「ドカンと一発60分」で桂三枝が踊ったものだが、さして話題にならなかった。

 

天丼

同じギャグやボケを繰り返すこと。一度いったボケを観客が忘れたころに2度3度と繰り返す。由来は天丼には海老の天ぷらが2本乗っていることから。

 

天然ボケ

略して天然ともいう。本人は全然意図していないのに、日常の言動や行動がおいしいボケになっている人を指す。天然がボケようとすると不自然になってしまい、おもしろくない。あくまで自然のもの。ジミー大西、山田花子などが代表的。

 

用語編 た行