用語編 う - 笑辞苑

用語編 う

上野鈴本演芸場

元は軍談席本牧亭という講釈場。明治になり、主が鈴木と名乗ったことから、鈴木の「鈴」と本牧亭の「本」をとって、「鈴本」になり、「鈴本亭」となり、「鈴本演芸場」となった。現在、東京ではもっともメジャーな寄席で有名な落語家が高座に上がることも多い。観光ツアーのコースに入っていることもある。

 

うける

笑いをとる。演劇、演芸において観客から拍手喝采を受けること。それが転じて、気に入られること、好まれること。

 

薄い

「笑いが薄い」のように用いられ、観客にあまりウケていない、笑いの少ない状態を指す。

 

うまいこと

巧みな小噺や例え話、洒落。笑えるというよりも納得できる、感心するネタ。桂歌丸、上岡龍太郎、島田紳助など知性派芸人が得意とする。かなりの発想力、構成力、話術が必要とされる。下手すると親父ギャグになってしまう。

 

梅田花月

吉本興業の劇場。かつては「よしもと印天然素材」のライブが開かれるなどしたが、閉館し、新たに演劇・ライブなどのパフォーマンススペース「rise-1シアター」として生まれ変わった。

 

用語編 あ行