用語編 ま - 笑辞苑

用語編 ま

ボケ、ツッコミのタイミングやしゃべりだしのタイミング。どれだけ黙るか。一朝一夕に身につくものではなく、経験が必要。間がよくないとどんなにいいボケやコメントでもすべってしまう。

 

前説

公開録音、録画、ライブなどの本番前に行われる注意や説明のこと。拍手の練習や撮影の注意などが主だが、客をリラックスさせ、暖める意味もあるので、芸人が担当することが多い。長い収録になると中説、後説などがあることも。

 

マクラ

ネタの初め。同意語にアタマ。

 

マセキ芸能社

内海桂子・好江、ウッチャンナンチャン、大空遊平・かほり、ドロンズ、ホームチームなどが所属する老舗事務所。内海桂子が日本映画学校で講師をやっている関係で、ウッチャンナンチャンをはじめ日本映画学校出身の芸人が多く所属する。

 

漫談

一人の芸人スタイル。基本は喋り芸だが、楽器を持つ歌謡漫談などスタイルは多様。

 

漫才

複数での喋り芸。基本は二人。三人、稀に四人もいる。楽器を使う歌謡漫才もある。正月に家々を訪問し、五穀豊穣、無病息災、長寿繁栄を願い、歌い、舞う民間芸能を萬歳といい、そこから派生したとされる。現在のような話術漫才を確立したのは横山エンタツといわれる。

 

漫才協団

1964年、設立。会長は内海桂子、副会長は青空球児。東西を問わず外部との情報交換など親睦に力を注いでいる。1990年より中堅幹部数名による「運営委員会」が結成され、対外的役割、また年一回の漫才大会の運営、構成も担当。地域寄席での公演などにも積極的に取り組む。

 

漫才コント

漫才から始まり、途中でコントに入っていくもの。コント主体コンビなどが漫才をやらなければならないときなどに使う。

 

漫才ブーム

1980年の花王名人劇場「激突!漫才新幹線 やすし・きよしVSセント・ルイス」で火がつき、「THE MANZAI」「お笑いスター誕生」などの番組を中心に巻き起こったムーブメント。やすきよを初め、ザ・ぼんち、B&B、今いくよ・くるよ、紳竜などが活躍した。

 

マンスリーよしもと

1981年創刊の吉本興業発行の情報誌。吉本興業所属芸人の情報や連載記事が掲載されている。吉本興業の直営劇場や書店で発売されている。

 

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