用語編 ら - 笑辞苑

用語編 ら

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落語

寄席演芸のひとつ。筋のある滑稽話を身振りを加えて行い、オチをつけて聞き手の興をさそう話芸。江戸中期、江戸の鹿野武左衛門、京都の露の五郎兵衛、大阪の米沢彦八らが落語を始める。大阪では軽口咄、江戸では落とし咄とよばれ、落語の名称は1804年頃から使われた。御伽衆の安楽庵策伝の滑稽話を元にした噺が多いため、彼を落語を始祖とする説も有力。

 

落語円楽党

三遊亭円楽一門のこと。1978年に落語協会の真打昇進基準に異を唱え、離脱した三遊亭円生一門「落語三遊協会」が前身。翌年の円生の死で「大日本すみれ会」へ名称を変更。1985年に現在の名称に変更。各地で興行を行う。

 

落語協会

二大派閥「柳派」「三遊派」が団結し、1923年、「東京落語協会」を設立し、会長に五代目柳亭左楽が就任。第二次世界大戦中、警視庁統轄「講談落語協会」に統一。戦後、元に戻り会長に四代目柳家小さんが就任。1972年、五代目柳家小さん会長が任意団体と事務所を構える。1977年、文化庁を主務官庁として社団法人の認可を受けた。

 

落語芸術協会

1930年、春風亭柳橋、柳家金語楼、林家正蔵などで日本芸術協会を設立。1934年、柳亭左楽の落語睦会と合同。1977年、社団法人の認可を受け、社団法人落語芸術協会と改称。古今亭今輔、桂米丸、桂文治などが会長を務める。

 

La.mama

1982年に東京渋谷にオープンしたライブハウス。ミュージシャンのライブが主だが、演劇やコントなど様々なイベントに利用されている。自主レーベル「ENGINE」によるCDリリースや、外部イベントなども積極的に行う。渡辺正行司会の「La.mama新人コント大会」が月末に行われる。

 

La.mama新人コント大会

東京渋谷のLa.mamaで1987年から毎月末に行われる新人コント大会。石井光三オフィス主宰で始まり、渡辺正行が司会を務める。東京の若手芸人が多く参加する。爆笑問題などを輩出。

 

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