[きんばていばしょう]
父は五代目古今亭志ん生、弟は古今亭志ん朝、娘は女優、池波志乃。1949年、金原亭馬生を襲名し、真打昇進。名人である父の下、あまり目立つ存在ではなかったが、稽古熱心で、噺の数も豊富。年を経るにつれ、語り口にも独特の味が出てきて、ついには名人と評されるようになる。1982年、死去。