[たちばなやえんぞう]
家業の紙芝居屋を手伝っていたが、落語家に憧れ、1952年に先代円蔵に入門。1962年、桂文楽に預けられる。1965年、真打昇進、三代目月の家円鏡に。「うちのセツコが……」が大ウケ。談志、円楽、志ん朝と並び「四天王」と呼ばれた。1982年、八代目円蔵を襲名。高座は徹底的に笑わせることに力を注ぐ。